キャッシングを利用するなら、少しでもお得に利用したいと思いますよね。
クレジットカードでのキャッシングは非常に便利なのですが「金利が高い」というイメージが強いかと思います。
そこで今回は、クレジットカードのキャッシングと消費者金融カードローン、銀行カードローンの中から主なものを16種類選抜し、徹底比較してみました。
金利によって、どの程度利息が変わってくるかも併せてご紹介していきます。
実は、「オトクに借りる」という観点でいうとキャッシングよりもカードローンの利用がおすすめです。※詳しくは本文で説明
おすすめのカードローン
0.キャッシングとは?
1.キャッシング・消費者金融・銀行カードローンの金利比較
2.キャッシングを利用すべきかどうか
3.キャッシングを利用するのはどんな時?
①海外で現地通貨を借りたい
②今すぐお金が必要
4.自分のカードの金利とキャッシング枠を確認する方法
調べ方1.利用明細書を見る
調べ方2.会員サイトを見る
調べ方3.電話で確認する
5.利息の調べ方
①シミュレーション機能
②計算
6.金利ゼロでキャッシングできる!?おすすめ会社
7.お得に返済する方法
方法1.可能なら一括返済
方法2.毎回の返済額をなるべく多めにする
方法3.繰り上げ返済を利用する
8.まとめ
おまけ.同じ金利でも消費者金融カードローンの方がお得な理由
0.キャッシングとは?
キャッシングとは、クレジットカードのキャッシング機能でお金を借りることを指します。
クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」という2つの枠があり、キャッシング枠はキャッシングで借りられる金額の上限を表します。
クレジットカードにキャッシング枠がついている場合、すぐにお金を借りる事が出来ます。
キャッシングについてもっと詳しく知りたい人は、「キャッシングとは何か-クレジットカードのキャッシングの全て!」をご覧ください。
1.キャッシング・消費者金融・銀行カードローンの金利比較
キャッシングの金利は、一般的に高いと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?
そこで、キャッシング・消費者金融・銀行カードローンの有名どころを抜粋し、全16種類の金利を比較してみました。
数万円~数十万円程度の借入であれば、ほぼ100%の確率で最大金利が適用されますので、最大金利を赤色にして比べていきます。
キャッシングと消費者金融の金利は、ほとんどが最大18.0%となっています。
銀行カードローンはほかの2種類と比べると低金利な設定となっており、最大14.5%前後の金利が適用されることがほとんどです。
ただ、金利だけで比較するのはよくありません。サービス面を考慮しないと、結果的に支払う利息は高くなってしまいます。
おすすめの金融会社は コチラで解説しています。
2.キャッシングを利用すべきかどうか
キャッシングの金利は、消費者金融と同じで、銀行カードローンより数%高いだけですので、金利で考えるとキャッシングを利用しても大損というわけではありません。
しかし、消費者金融はお金を貸すためのサービスですので、無利息サービスを始めとした、お得なサービスがいくつもあります。
その辺を考慮すると、あえてキャッシングを利用する必要はありません。
キャッシングとカードローンの違いについては下記記事にてご紹介していますので、参考にしてみてください。
「キャッシングとカードローンの5つの違いと状況別!おすすめの借入方法」
3.キャッシングを利用するのはどんな時?
キャッシングを利用すべき(しなければならない)タイミングは、次の2つになります。
- 海外で現地通貨を借りたい
- 今すぐお金が必要
①海外で現地通貨を借りたい
海外で現地通貨を借りる方法は、キャッシングしかありません。
しかも、1週間程度の旅行で帰国後すぐに返済すれば、日本や現地で日本円を両替するより、お得に現地通貨を手に入れる事も出来ます。
その辺の話は、「海外キャッシングは両替より断然お得!クレジットカード活用術」でご紹介しています。
②今すぐお金が必要
カードローンでお金を借りる場合も、最短1時間でお金を借りる事が出来ますが、キャッシングはすでにクレジットカードについている機能ですので、必要なタイミングでいつでもお金を借りる事が出来ます。
ただ、クレジットカードを作成する際にキャッシング枠を「0円」に設定していると追加で審査が必要ですので、その場合はカードローン同様の時間がかかってしまいます。
4.自分のカードの金利とキャッシング枠を確認する方法
カード会社によって異なりますが、自分のカードに適用されている金利とキャッシング枠を確認する方法は、主に下記3種類になります。
調べ方1.利用明細書を見る
毎月届くクレジットカードの利用明細書や、WEB明細書を確認することで、適用されている金利と利用可能枠を確認することが出来ます。
たとえば、「キャッシング枠:20万円」といった風に表記されていれば、最大20万円借りることが出来ます。
調べ方2.会員サイトを見る
会員サイトから適用されている金利と利用可能枠を確認することが出来ます。
会員サイト内の「利用可能枠照会」といったページに入ると、利用明細書と同じようにカードの利用状況を確認することが出来ます。
調べ方3.電話で確認する
カード会社への電話でも、適用されている金利と利用可能枠を照会してもらうことが出来ます。
カード裏面の電話番号か、公式サイトの「キャッシングに関するお問い合わせ」というダイヤルに問い合わせれば照会してもらうことが出来ます。
キャッシング枠の利用について下記記事では更に詳しくご紹介しています。
「キャッシングは申込不要で利用できる?借入までの流れを解説」
5.利息の調べ方
利息の調べ方は次の2通りになります。
- シミュレーション機能
- 計算
①シミュレーション機能
一番簡単な方法はシミュレーション機能を使って調べる方法になります。
各カード会社の公式サイトでは、「返済シミュレーション」を利用することが出来るものがあり、借りたい金額や毎月の返済額などを入力するだけで瞬時に利息を算出してくれます。
②計算
自分で計算して利息を算出することも出来ます。
計算式は下記の通りです。
この式を使って実際に計算してみましょう。
また、借り入れ金額ごとに毎月1万円ずつ返済していくイメージだと、利息は次のような金額になります。
少額の借入、短期間の返済期間になるほど利息は安くなります。
6.金利ゼロでキャッシングできる!?おすすめ会社
先ほど、キャッシング・消費者金融・銀行カードローンで金利を比較しましたよね。
金利だけで選ぶとしたら、銀行カードローンがおすすめです。
しかし、銀行カードローンには2つのデメリットがあります。
- 審査に通りにくい
- 即日融資はできない
何より、金利が低いといっても2~3%程度なので、10万円借りたとしても年間2~3千円ほどしか変わりません。
お得に借りるなら無利息期間がある消費者金融がいい
消費者金融はキャッシングとほとんど金利が変わりません。
ただ、消費者金融のなかには「30日間無利息サービス」を実施している会社があります。これを活用すると低金利の銀行カードローンよりもお得になるケースがあります。
無利息サービスのあるカードローンが銀行カードローンよりもお得になるケースは「カードローンの金利を徹底比較!お得に使うためには利息と返済金額も重要です」で解説しています。
無利息サービスを実施している消費者金融
会社 | 無利息期間 | 利用条件 |
---|---|---|
プロミス | 借入日の翌日から30日間 ポイント活用で+α | ・初めての契約 ・メールアドレスを登録 ・WEB明細の登録 |
アコム | 契約日の翌日から30日間 | ・初めての契約 ・返済期日「35日ごと」に設定 |
アイフル | 契約日の翌日から30日間 | ・初めての契約 |
レイク | 契約日の翌日から30日間 or 180日間※ | ・初めての契約 ・180日間は限度額200万円以下の方 |
なかでもおすすめはプロミスです。
- 審査が早い(最短20分)
- サービスが充実している
- 審査通過率が高い
- 消費者金融のなかでも金利が低い
代表的なメリットを挙げただけでも以上の通りです。
その他、プロミスのメリットについて詳しくは「プロミスってお得なの?プロミスを利用するメリットを徹底解説」で解説しています。
既にキャッシング機能が付いているクレジットカードをお持ちで、今すぐ借りたい人はキャッシングでいいでもいいでしょう。しかし、お得に借りたい人ならプロミスへの申し込みを検討しましょう。
プロミス
7.お得に返済する方法
方法1.可能なら一括返済
可能なら一括で返済してしまうのが一番お得な返済方法となります。
金利は日ごとにかかる為、早く完済すればそれだけ利息は安く済みます。
一括返済がお得な詳しい情報は「キャッシングは一括返済がお得!一括返済の方法とお得な返済方法」でもご紹介しています。
方法2.毎回の返済額をなるべく多めにする
毎回の返済額を少しでも多くすることで、利息を安くすることが出来ます。
先程ご紹介した計算式の通り、金利は元金にかかってきますので元金が少額であればあるほど安く済みます。
方法3.繰り上げ返済を利用する
繰り上げ返済とは、返済日よりも早く返済することを指します。
繰り上げ返済を利用することで元金の減りが早まり、利息の発生をおさえることが出来ます。
8. まとめ
キャッシングの金利は高めとなっていますが、少額・短期間の利用であればそれほど高額な利息にはなりません。
しかし、高額の借入や長期間の返済になる場合は不向きなサービスと言えます。
その場合、カードローンを利用した方がお得になりますので、最後、簡単にご紹介したいと思います。
おまけ.金利、利息、実質年率とは?
ローンを利用する際に使われる「金利」、「利息」、「実質年率」という3つの言葉ですが、それぞれの意味は次の通りになります。
利息と言う言葉には、複数の意味はありませんが、金利には「金利」と「実質年利」という2種類の言葉があります。
一般的に金利と言えば「実質年利」の事になりますので、この記事でも「金利=実質年利」としております。